あれ、同じパターンの声があるな。そう学者チームは気づいた。
つまり「CDE」が「じゃれる」という意味ではないのか、と思ったのだ。
さらに仲間を突っつく時に「FGHIJ」という鳴き声だったので
まさか、ひょっとして?と思い
シンセサイザーで人口的に「ABHIJ」という鳴き声を作って聞かせたところ
シャチは樽をポーン、と突いて見せたのだという。
そう、「AB」は「樽」という意味だったのだ。
そして「HIJ」は「突く」という意味。同じように考えれば
「FG」は「仲間」という意味になる。
これはすごい。ただ単に「シャチ語」がわかったなどという意味ではない。
この言語体系が引越しで確立されているとしたら
シャチは身の回りの物に、固有名詞をつけている、という事になるのだ。
もっと研究を重ねて、深い理解が得られれば、あるいは
固有名詞の他に「突く」「じゃれる」等の動詞が彼らの中で整理されている
ということが証明されるかも知れないのである。おお、こりゃすげえや。
番組では他のことにスポットを当てていたが
私はこの部分に興奮してしまった。シャチすげーなあ。イルカに負けんなよ!